VRのAVで一時停止すると、超リアルな「時間停止モノ」を体感できる件について
俺はついにファンタジーの世界へ繋がる扉を発見してしまった。
そう、誰もが一度は憧れる「時間停止モノAV」の世界をこの身で体感する術を見つけてしまったのである。
ギリシャの数学者アルキメデスは、風呂に入ると浴槽の水位が上昇することに気づき、上昇した分の体積は水中に入った部分の体積に等しいことを知り、
"Eureka! Eureka!"と2回叫んだという。
俺はこの時間停止モノの世界への扉を発見したとき、
"おあー!おあー!"と2回叫んだ。
世界の真理に気づいたとき、人間には「2回叫ぶ」本能が備わっているに違いない。
「時間停止系は本当に時間を止めていない」という現実
この時間停止モノAVという存在は、これまで数々の男たちのロマンを駆り立ててきた。「時間停止系は本当に時間を止めている」というのが我々のコモンセンスだったのである。
しかし、素人モノAVに出てくる女の子でもマジの素人がいることが確認され、今回素人の童貞卒業モノAVに出てくる童貞もマジの素人が起用されていたことが分かった以上、時間停止系AVにもマジの時間停止モノが混ざっている可能性も俄然高まってきたといえる。
— にせもの@えり天 (@PerfectNISEMONO) 2016年5月29日
しかし、その常識も、数々のメディアによる「暴き」により、実態が明らかになっていった。
現在、我々が今まで信じてきたあの世界は「神話」だったというのがもっぱらの世論だ。
そう、「時間停止系は本当には時間を止めていなかった」のである。そうだ、よく見れば、まばたきをしているではないか。
悔しかった。俺たちが信じていたものはなんだったんだ。時間を司る能力(ちから)を持つAV監督がいるっていうのは都市伝説だったのか。
神話が崩壊してからというものの、時間停止系モノを見ると、画面が灰色に染まって見えた。
「この娘、まばたきしてる」
「腕がプルプルしてる、しんどそう」
余計なノイズが、俺をファンタジーへと誘わせてくれない。
女優の腕がプルプルするたびに、言葉にならない怒りが生まれた。そして、その怒りはファンタジーの世界への渇望へと変わっていく。
「俺が、俺が、時間停止系の世界を実現させてやる……」
悪堕ちしたマッドサイエンティスト(ラスボス)のようなモチベーションが生まれ、時間停止系の世界を実現する鬼がこの世に誕生した。それが俺だ。
時間停止系の世界への扉とは
話を元に戻そう。
使うものは、VRゴーグルである。
道具自体にファンタジー性の欠片もないが、それは気持ち次第だ。
俺の場合、「ある一定の不幸な人間にのみ、ある日突然、自宅の郵便ポストに届けられる時間停止ゴーグル」という設定でこのゴーグルを扱っている。
時間停止系を楽しめるファンタジスタなら、このくらいの脳内補完は容易いものだろう。
もしVR ゴーグルを持っていないのであれば、安いものでも余裕で楽しめるので、買いをオススメする。ちなみに俺はこれを使っている。
あとは、VRのエロ動画を調達するのみ。
探せば、ネットにごまんと落ちてるし、「俺たちのAmazon」こと、DMMアダルトで買えば画質的にもクオリティーの高い世界を体感することができる。
「VRを止めて観る」という魔法
そう、魔法の一手とは、「一時停止」だったのである。
こんな単純なこと、なんで気づかなかったのか。
今すぐ「仮想現実空間を介したポルノ動画視聴における一時停止の有効性」という題の論文をしたため、日本時間停止学術機構に叩きつけたい。
この魔法で、変わる。世界が一気に、変わるぞ……。
(VR視点)
「ドヒャぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!まなたん、紗倉まなたんが!!!目の前で完全に止まってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
未だかつて、目の前の人間が完全に停止している光景を見たことがあっただろうか。俺はこれを初めて体感したとき、身震いがした。
まばたきもしない。
腕プルもしない。
呼吸もしない。
完全に時が止まった人間を目の前で体感することができるのである。
何がすごいって・・・
まなたんを止めて、視点を下にずらせば・・・
「ムヒャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!この世界で俺だけが動いていやがるルルルルルルルルルルルルぅ!!」
キス顔だって止めちゃってさぁ・・・
俺だけがこの世界で視点を動かせるんだよなぁ・・・
「アヒャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!このゴーグルはすげぇぜ!!!!効果バツグンだぜ!!!!!!!」
俺たちのファンタジーは終わらない。(つづく)
※ツイッターで検索すると、過去に10名ほど同じ手法を発見している方がいた。時間停止系を愛するファンタジスタ・ブラザーたちへの感服の意を込めてこのブログを捧ゲル
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