煩悩baby

僧侶による ソウルフルな あいうえお

「観音開き」に勃起してしまった話

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何を隠そう、俺は「26歳童貞」である。

ちんぽ界の鈴木福こと、キャワいい我が童貞ちんぽなのだが、時折過剰なアクロバットを見せることがあって困ることがある。

それは、別のお寺の老僧(60歳くらい)との何気ない会話の中の出来事であった。

 その老僧は、ジョークも滅多に言わない、極めて真面目な方であった。


「身の回りの言葉の中には、仏教用語が由来しているものが多い」という、これまた極めて真面目な話の中で、老僧が一節でこう言い放ったのである。


「『観音開き』というのも、語源は観音菩薩やしな。」


ーーーーーーー観音開きーーーーーーーー


何を言っているんだ、このジジイは・・・。

真面目な顔をして、なぜいきなり下ネタをぶち込んできた?

正気か?

 

今まで真面目モードだった俺の頭が一瞬にしてバグり出した。

そう、ここで説明しておくと、「観音開き」とは、

「両開きの一種で、2枚の戸またはそれに類似したものが、それぞれ左右の端部を軸に、中央から左右に回転する開き方」が本来の意である。

バカ丸出しだが、当時僕はこの言葉の意味を知らなかった。

そして、なんとも不幸なことに、僕は本来の意味ではなく、その隠語だけをエロサイトを介して知っていたのである。

「観音開き」。つまり、「おまんまんをおっぴろげー」にすることだ。

だから、俺視点の世界では、真面目な老僧が突然「おまんまんをおっぴろげー」の語源を語り出した、ということになる。

恐ろしかった。

なんでこんな真面目な顔で下ネタの語源を話せるのだ?

これが「老い」。熟した人間の境地なのか?

いろんな妄想が頭を駆け巡った。

 

だが、その刹那、あるイメージが脳内を支配し始める。

女の子が「おまんまんをおっぴろげー」しているイメージだ。

ジジイへの驚嘆の感情に収まりがついた瞬間、「観音開き」のドエロい画像・映像が頭の中に想起されていったのである。

「いかん、いかん!」と思ったのも束の間。

「観音開き」のどエロいイメージにあてられ、我がちんぽがクララのごとくいきり立ってしまったのである。

突然下ネタの語源を話し出す老僧と、その言葉に勃起してしまう若僧。

「何しているんだ俺は」と客観的に思えば思うほど、ちんぽは硬さを帯びていく。


Oh ブッダ助けて・・・


とは思わなかったが、代わりに思い出したのは

「勃起を抑えるには、美輪明宏の顔を想像するといい」

という、かつて友達から聞いた話だった。

これが効くわ効くわ。脳内で美輪は『ヨイトマケの唄』を歌い出した。

オーラの泉で脳内のおっぴろげーを押し流すこと、おそらく10分。

老僧は部屋を出ていった。


間一髪。

間一髪で勃起したちんぽを先輩僧侶に気付かれるという史上最悪の事態を避けられたのだ。


ありがとう、ありがとう美輪明宏


その晩抜いたAVのタイトルが「マン土手接写!観音開きで腰クネヘコヘコ」だったことは一生忘れられない。

気持ちの良い観音開きであった。

 

(連載中の佐伯ポインティの猥談タウン回覧板【第1号】より)


【著】